保育士の資格は、2003年に国家資格になった。
以前は「保母」と呼ばれていた仕事だが、男性の志望者も増えてきたことから、「保育士」という名称に改められた。主に保育所や児童福祉施設で、子供たちの保育をすることが、保育士の仕事。
保育士の資格は、指定された養成学校を卒業するか、都道府県が行う保育士の試験に合格しなければいけない。
試験の合格率は、1割程度。大学や短大等の養成学校に通うよりも学費は安くすむが、なかなか根気のいる道とも言える。
また、幼保一元化により、平成17年度から、幼稚園と保育園を合わせた、新たな総合施設ができる。よく混同されがちだが、保育園の先生やベビーシッターになるには、保育士の資格が必要である。
しかし、幼稚園の先生になるには、保育士の資格ではダメで、幼稚園教諭二種免許状が必要になる。そして、新たな総合施設の先生になるためには、その両方の免許・資格が必要なのである。
卒業と同時に両方が取得できる養成学校もあるので、検討してみると良いだろう。福祉関係の資格は、近年、人気が高まってきている。高齢化社会にともない、求人状況が安定していること、やりがいのある仕事であることなどが理由の一つだろう。
主な資格には、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士などがあり、この3つはいずれも国家資格。
社会福祉士の国家試験の受験資格は、福祉系の大学で指定された科目を修めるか、実務経験を積んだうえで養成機関を卒業すると得ることができる。
介護福祉士については、指定された養成施設を卒業すると、無試験で資格を得ることができる。福祉関係の職業と言っても、介護職員や指導員、作業員、事務員などは、必ずしも資格取得の必要はないが、就職の際は、資格を取得している方が有利だと言える。
その他の福祉関係の資格には、介護支援専門員(ケアマネージャー)、介護アテンドサービス士、福祉住環境コーディネーター、介護食士、痴呆ケア専門士等、民間・公的資格含めて、さまざまなものがある。中でも、ホームヘルパーは、養成学校や講習会で過程を修めると取得できる、公的資格の一種。試験はなく、比較的手軽に取得でき、ニーズも高いため、人気は高まってきている。
福祉関係の資格には、さまざまなものがある。
社会福祉士(ソーシャルワーカー)は、福祉に関する相談に乗り、必要な援助・指導を行うスペシャリスト。人気と信頼のある国家資格の一つである。
介護福祉士(ケアワーカー)は、介護が必要な人に対して、入浴や排泄、食事などの生活上必要な介護を行う専門職で、これも、国家資格となっている。
介護福祉士については、指定された養成施設を卒業すると、無試験で資格を得ることができる。福祉関係の資格には、他にも、精神保健福祉士、介護支援専門員(ケアマネージャー)等々、国家資格から民間資格までいろいろ。
福祉系の仕事は、無資格で就ける職業もあるが、やはり資格を取っておいたほうが有利。最近は、資格取得が条件になっている求人も増えてきている。資格試験突破のためには、福祉系の大学を卒業することが早道だが、ホームヘルパーなどのように試験を必要としないものや、実務経験を経て国家試験を受けられる道が開かれているものなどもある。
何の職種を目指すのかをよく検討したうえで、自分に合ったルートで、必要な資格を取得しよう。不動産関係の国家資格には、建築士、不動産鑑定士、宅地建物取引主任者(宅建)、土地家屋調査士、マンション管理士や管理業務主任者、測量士などがある。
その中でも、不動産鑑定士の試験は狭き門で、司法試験や公認会計士試験と並んで“3大国家試験”とも呼ばれている。
また、不動産関係の仕事に就くなら、ぜひ取っておきたいのが宅建。人気の高い資格の一つで、試験の合格率は2割弱となっている。
この資格があれば、煩雑な不動産の契約業務を、一人で行うことも可能である。他にも、不動産・建築関係には、さまざまな国家資格がある。
変動の激しい業界だからこそ、実務に欠かせない、有用な資格を取得しておきたいものだ。
保育士の資格を取ると、保育園やベビーホテル、託児所などで勤務することができる。